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【かんたん解説】コーヒーが苦手だった焙煎士が解説する”残念なコーヒー体験”の3つの理由

更新日:2019年1月18日



いきなりですが、コーヒーで、こんな体験ありませんか?




コーヒーが苦手だった焙煎士が”残念なコーヒー体験”の3つの理由をカンタン解説します。

”苦味”について

嫌な苦味の一番の原因は、焙煎時の焦げです。焙煎とは書いて字のごとく”煎る”作業です。お豆に火を入れながらも”焦がすことなく煎りあげること”が高度な焙煎の証です。雑味のないコーヒーはそんな高度な焙煎によって実現します。逆に焙煎過程で”黒く焦げてしまった豆”が嫌な苦味を引き起こします。苦くておいしくないなー。と感じたコーヒーは焙煎時に焦げてしまったお豆かもしれません。


”どれも同じ味”について

<素晴らしい風味を持った高品質のコーヒー>を求める動きが80年代からアメリカではじまり、評価基準項目80点以上を獲得したお豆のみスペシャリティコーヒーと呼ばれます。焙煎はお肉の焼き加減によく例えられます。焼きすぎると本来の味が引き出せません。大量消費のコーヒーの多くは深煎りと称し、強く焙煎した結果、似たり寄ったりの味になっているように思えます。


​”カフェイン”について

集中力が高まる?体に悪い?良くも悪くも知られているカフェイン。ここでは諸説溢れるカフェインの摂取量の話はなく、キーワードとなる”アラビカ種”と”ロブスタ種”という2種類のお豆を紹介します。カフェイン含有量においては”アラビカ種”は”ロブスタ種”の約1/2のカフェイン量であり、当店では”アラビカ種”のみ使用しております。

アラビカ種>高地で育つ、洗練された風味。病気や害虫に弱い。高品質なコーヒーに使用されています。

ロブスタ種>低地で育つ、収穫しやすい、安価、病気や害虫に強い。にがみが強く荒々しさがあります。インスタントコーヒーや缶コーヒーに使われています。


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コーヒーは苦くで苦手。

そんな印象しか持っていなかった20代中盤。

しかし、スペシャリティコーヒーに出会い、コーヒーへの印象が一気に変わりました。

そんな感動を楽しくシェアしたい。そんな想いで日々コーヒーと向き合っています。

おいしいコーヒーの選び方や特徴も他の記事でも発信しております。


ますます素敵なコーヒーライフになりますように。


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